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七色に 輝きながら 悠々と

マダガスカルではカメレオンは身近な存在です。森の中に行かなくとも日常の中で目にします。彼らは目立たないようにしていますから頻繁に見かけるわけではありませんが、よく目を凝らして探すと意外と身近なところに潜んでいるかもしれません。マダガスカルの人たちはカメレオンのことを気味悪がることが多いです。僕らがカメレオンに興味津々で、見つけて喜んだり腕に乗せて遊んでいる様子を奇異なものを見るような目で見ています。

世界には約200種のカメレオンが生息しているといわれています。なんとそのうち半数近くがマダガスカルに生息します。そしてこの数はもっと増えそうです。2021年に世界最小のカメレオンがマダガスカルで見つかりました。他にもここ数年間のうちに新たに見つかった種がいくつかあります。まだまだ未知のカメレオンがマダガスカルの森の中で暮らしているのです。

カメレオンといえば背景に合わせて体の色を変えて擬態することで有名ですが、実際にはそんなに劇的に色を変えることはありません。とはいえ、中には地域によって色が違ったり、環境によって若干色を変えたり、興奮すると色が変わるものもいます。

写真のカメレオンはマダガスカル東北部に位置するアンタラ(Antarah)近郊のバニラ農園を歩いたときに見かけたものです。見つけたときは嬉しさに舞い上がりました。そして体を揺らしながら悠々と木の枝を歩くその美しさに魅了されたのでした。

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