今年2度目のマダガスカル
Connect & Enjoy #058
8月22日土曜日にマダガスカルに到着しました。今年2度目のマダガスカルです。
前回の出張は1月〜2月にかけて。出荷前のバニラの状況を確認したり、価格が低迷する中で生産者がどのような状況にあるのか、また、現場でどのような支援がなされているのかを確認することが主な目的でした。
今回の出張の目的は、多岐にわたります。
まずは、世界中を旅する薬草研究家の山下智道さんのマダガスカル視察をサポートします。山下さんにはこの旅で、マダガスカルの薬草について一段も二段も深掘りしていただきたいと思っています。僕もこの機会に、マダガスカルの植物に関する知識を深めたいと思います。
コーヒー農園を視察するのも目的の1つです。昨年収穫された豆は、スペシャリティコーヒーに該当しうるスコアを叩き出しています。新シーズンの収穫期を前にした農園を視察して、状況を日本のロースターさんたちに届けたいと思っています。マダガスカルから高品質なコーヒーを日本に届けることができたら素晴らしいですよね!
友人が主催するファマディアナにも参加します。ファマディアナは先祖を崇拝する儀礼で、先祖の遺体をお墓から出し、遺体を包んでいる布を新しいものと交換します。先祖は供養されるたびにその地位をあげ、やがては神のような存在になると信じられています。ファマディアナは村をあげた大きな行事で、食事やお酒が振る舞われます。今回のものは2日間にわたって開催されます。
そしてメインの目的は、かまどプロジェクトを始動させることです。Co•En Corporationは、私たちのバニラを育ててくれている生産者をサポートするために、かまどを普及させるプロジェクトを計画しています。
現地では料理をするのに薪を使いますが、その際にかまどを使えば燃焼効率は2倍に。つまり、使う薪の量が半分になります。そうなれば、切る木の量も半分になって森も守られるだろうし、木を取りに行く時間も半分になって暮らしが楽になるだろうと思います。煙の量も減るので、健康にも貢献すると考えています。
かまどプロジェクトは、私たちのバニラを支えてくれているおよそ1,500戸の農家に、かまどを普及させることを目的としています。その最初の研修を9月の頭に開始する予定で進めていて、僕もこれに同席したいと思っています。
その他にも、ワイルドペッパーやピンクペッパー、黒胡椒、白胡椒、シナモン、クローブなどの香辛料の輸入手続きを進めてきます。JICAとの打ち合わせも入れたいと思っています。
とにかく盛りだくさんで、すべての予定をこなせるのか不安でいっぱいです。マダガスカルでの様子をInstagramなどを通してリアルタイムでお伝えしますので、楽しんでいただければと思います。
2026年8月24日
合同会社Co•En Corporation
代表 武末克久