ただ、この究極という言葉には、美味しさだけではなく、使っているバニラがアグロフォレストリーの農園で栽培されていることや、生産者とダイレクトでフェアな取引をしているといった、生産地の人や環境にも貢献しているという要素も含みます。美味しいだけではなく作り手と環境にもいい。このことは前面には出されていませんが、店舗にリーフレットが置いてあったり渋谷の店舗では農園を背景に生産者たちを大きく写したパネルが展示されたりと、興味関心のある方にはちゃんと情報が届くようになっています。さらには、売上の一部がマダガスカルで森林や野生動物の保全活動を展開するNGO「Madagascar Fauna and Flora Group」に寄付され、その活動に貢献しています。毎年キャンペーンの規模が大きくなる中で、現地からは報告書と共に熱いお礼のメッセージが届いています。