COnnect and ENjoy Madagascar – “Farmer to You” Vanilla –

Co•En Corporationは、マダガスカル産のオーガニックバニラを取り扱っています。生産者の顔が見える原材料を提供することで、マダガスカルの農家と日本でスイーツや香水を楽しむ皆さんをつなぎます。バニラとともに、マダガスカルの香りも一緒に味わっていただきたい、そう願っています。

マダガスカルは、アフリカ大陸の東に浮かぶ南の島です。日本と同じように大陸とは海で隔てられているため、ここでしか見ることができない動植物の宝庫ですし、独自の文化を持っています。経済的には未発展かもしれませんが、その分、人間味があふれる国です。

本ウェブページでは、Co•En Corporationが取り扱うバニラがどのような農園で、どのような人たちによってつくられているのかをお伝えするとともに、マダガスカルの魅力も発信します。

Co•En Corporationのバニラ

品質へのこだわり

高品質のマダガスカル産ブラック(グルメ)バニラです。

自然の恵み、オーガニック

森のような農園アグロフォレストリーで栽培。

農薬や肥料は使わず、自然の恵みを

最大限に活かして育てられています。

生産者とのつながり

生産者の顔が見えることを大切にしています。

緑豊かな農園の景色と作り手の想いを添えて

届けます。

Co•En Corporationの想い

Co•En Corporationの”Co”はCOnnectやCOoperateなどつながるとか協力するという意味から、”En”はENjoyやENcourageなど気持ちを上げるという意味からとりました。

Co•En Corporationは人と人をつなぐことで毎日の生活を楽しくする、そんな仕事をしています。

ロゴに表現した想い

3本線=合同:つながることでお互いの想いが伝わり共感し合う関係を表現しています。

隠れた2本線=イコール:つながる両者の関係が対等であることを表現しています。両者がお互いに誠実で敬意を持つ関係です。

双方向の矢印:ものや人、情報が双方向に行き交うことを表現しています。流れは一方的ではありません。それゆえに、共感と敬意を持つ関係が成り立ちます。

Designed by 山田真輝 Masaki Yamada

Co•En Corporationの原点

2017年5月、初めて訪れたマダガスカルで見学したバニラ農園と協同組合がCo•En Corporationの原点です。

初めてその農園を訪れたとき、その美しさに感動したことを今でも覚えています。アグロフォレストリーという森のような農園でした。

また彼らは、協同組合を組織し、農家が育てた作物を直接買い取って加工し輸出する仕組みを築いていました。栽培するバニラをはじめとする香辛料やライチなどの果物を適正価格で買取り、販売することで、より多くの利益を農家に還元し、地域をより豊かにしようと取り組んでいました。

Co•En Corporationは、協同組合や農家の人たちをビジネスを通して応援したいと思っています。彼らの美しい農園を見てそう思いますし、協同組合という仕組みを通して地域をより良くしようとする取り組みに触れてそう強く思っています。また、彼らがつくる高品質のバニラを日本に届けて、日本の皆さんに本物のバニラの香りを味わっていただきたいと思っています。本当に、うっとりする香りです。

そして、彼らの取り組みや農園のことを積極的に日本で発信することで、マダガスカルの彼らと日本の皆さんを繋ぎたいと思っています。彼らのバニラを使ったスイーツや料理を食べるときに、マダガスカルのことを想像しながら味わっていただけるような環境を作りたいと思っています。そうすることで、そのスイーツや料理の味は格段に美味しくなるだろうし、マダガスカルをきっかけに話に花が咲くかもしれません。その食卓は、より豊かなものになると思うのです。

それだけではありません。食卓がより豊かになることは、さらには、持続可能な社会の実現やSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献すると考えています。それほどに、私は、彼らのバニラに大きな可能性を感じていす。

Co•En Corporationは、彼らのバニラに持続可能な農業の一つの具体的な形を見ています。彼らの製品を通して、持続可能な原材料調達やSDGs達成のための取り組みを日本で広めたいと思っています。以前はコンサルタントとして買う側/使う側(メーカー)の立場で行なっていたことを、今度は生産者/売る側(サプライヤー)の立場で行うことになります。

目指すのは、その製品を通して生産者と消費者をつなぐこと。昨今、特に海外の農業の現場で起きている森林破壊や気候変動などの環境問題、貧困や児童労働といった人権に関わる問題をなかなか解決できないのは、消費者の無関心が原因のひとつだと考えています。でも、消費者が無関心になるのは、ある意味当たり前かもしれません。自分が口にする食材を誰が、どこで、どのようにして作っているのかが、見えなくなってしまっているからです。見えないものに関心を持つことはとても難しいことです。

だから、Co•En Corporationはこう考えます。生産者と消費者がつながって、生産者や生産現場が見えるようになったら、今起きている問題に関心を持つ人が増えるはずだ。また、生産者の顔が見える食材を食べることで、生産者や自然への感謝の気持ちが今よりもっと育まれるはずだと。そしてこのことが、問題解決の大きな力になると信じています。

逆方向のことも言えます。生産者の顔が見える食材は、生産者にとっては、消費者の顔が見える食材です。自分が作った食材を食べて喜ぶ消費者の顔を見ることは、生産者にとって、どんなに嬉しいことでしょう。もっといいものを作ろうというモチベーションに繋がるはずです。そして、安心で安全で、美味しい食材がより多く消費者に届くようになるでしょう。

Co•En Corporationは、この好循環のきっかけをマダガスカルのバニラを通してつくり出したいと思っています。

Co•En Corporation
武末 克久