村人の生活を支える水を供給する
進行中の学校建設の他にも、これまでにいくつかの設備を村に導入してきました。その一つが、井戸です。写真のような井戸を、村に数カ所掘りました。井戸が近くにない家庭には、タンクで輸送などして衛生的な生活用の水を供給しています。料理に川の水を使う家庭も多く、これが感染症の一因になっているということですので、こうすることによって病気で苦しむ村人を減らすことができます。
電気を供給
また、ソーラー発電システムも導入しています。電気が通っていない村では、ソーラーパネルと蓄電池が貴重な電源になります。井戸の水を汲み上げるのにもソーラーパネルで発電した電気を用いています。
教育に力を注ぐ
そして、これが建設中の中学校です。100人を越える子供たちが学ぶことができる大きな中学校になる予定とのこと。村の家屋は竹や椰子の葉で作られているものが多い中、ブロック造りは間違いなく村一番立派な建物です。これを協同組合がお金を出して作っているというのですから驚きです。
協同組合では、学校を建設する他にも組合員に教育費を支給するなど、子供たちの教育に力を入れています。