Kurumiru/ 6月 28, 2023/ アグロフォレストリー通信/ 0 comments
前回はボルネオ島の熱帯雨林の現状を紹介しました。
今回はCo・En Corporation 武田が、実際に見てきた現地のレポートです。多くの問題をはらむアブラヤシの大規模なプランテーション。それに取って代わるかたちで、農家の収入源になりつつ、森を守ることができる方法としてアグロフォレストリーがあります。
ボルネオ島には日本にはない、様々な種類の木が生えています。その中で私たちが注目したテンカワンという大木。その木の実、イリッペナッツからはカカオバターのような、融点が高いイリッペバターが取れ、化粧品や食品に利用できます。私たちはその木の実に、このボルネオのアグロフォレストリーを守ることができる希望を見出せるのではないかと思い、ボルネオ島に向かいました。
持続可能なパームオイルを使用し、緑の回路などボルネオの環境保全に対する活動をされている、SARAYAの中西さんにご一緒させていただきました。