Kurumiru/ 4月 24, 2022/ いきもの, お知らせ, イベント/ 0 comments
ただただ「美味しい」のその先に 食を通じて環境問題にフォーカスするプロジェクト、FARMER⇄YOUの第3弾企画に先駆けて、大阪の動物園NIFRELにて先行イベントが行われました。
特別企画《WAO!ワオキツネザル》と称して、4月28日~6月20日NIFRELでは、ワークショップスペース「ニフレルメイクス」とカフェ「EAT EAT EAT」にて、マダガスカルの魅力とワオキツネザル10頭の個性を紹介するガイドブックの配布やパネル展示、オリジナルぬりえワークショップを実施。
日本の動物園、水族館を繋ぎ、未来を担う世代へ美味しく楽しく生物多様性とその大切さに興味を惹きつけるきっかけを散りばめたいという思いのもとスタートしたFARMER⇄YOU企画の第3弾。
Co・En Corporationのマダガスカルのアグロフォレストリーで作られたバニラを用い、HANDELSVAGENが100%ナチュラル素材のバニラアイスクリームを作成。動物園で販売し、バニラアイスクリームの売り上げの一部はMA DAGASCARFAUNA AND FLORA GROUP(MGF)に寄付されます。
それに先駆けて、4月23日、NIFRELにて小学生を対象にワオキツネザルを通し、マダガスカルについて学ぶイベントが開催されたのでその様子をご紹介します!
まずは村上獣医のお話。
マダガスカルの動物といえばワオキツネザル!
NIFRELには10頭のワオキツネザルがいます。
ここで一つ、ワオキツネザルについての雑学を。
ワオキツネザルは臭ければ臭いほど出世します。
ワオキツネザルの世界はとにかく匂いがモノを言う世界。
一番匂いの強いメスが群れのボスになるんだそう!
オスは手首から出る臭い液を尻尾に塗りつけて振り回し、臭い方が勝ちのにおい合戦をしているんだって。
なんとも面白い。
NIFRELではこんなにも間近で生き物の観察ができちゃいます!驚き!
柵のないエリアに住む生きものたちは人間を怖がることもなく、気にする様子もなく、いい意味でありのままの姿を見せてくれました。
普段間近で見ることのない生きものたちに、子供たちは興味津々。
翼見ると一頭一頭に特徴があるワオキツネザル。
それぞれの特徴が描かれたパンフレットを見ながら、ワオキツネザルの見分けに挑戦!
大人よりも子供の方が見分けるのが上手でした!
それぞれ個性のあるワオキツネザルの可愛い姿が見れるのでぜひ覗いてみてね。
ワオキツネザルを観察した後はアイスクリームタイム!
美味しい〜!!の声がこぼれてうっとり。
アイスを食べながらマダガスカルについてのお話を聞く子供達。
初めてみる生きもの達にワクワク。
質問しながら、真剣な眼差しでお話を聞いてくれました。
目の前の可愛い生き物が普段どんな場所で暮らしているのか、動物園を訪れても、現地に思いを馳せる機会はなかなかないのではないでしょか。
動物園の方にもやりたかった事を体現できたと喜んでいただきました。
パンフレットだけでは流してしまう、美味しいの先のストーリーや、目前の可愛いの先を感じてもらうこと。
この企画を通して、当たり前のものに対して向ける目が変わったという意見が得られてとても嬉しかったです。
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