マダガスカルと日本の動物園をつなぐバーチャルツアー(報告)

kurumiru/ 7月 2, 2022/ いきもの, お知らせ, イベント/ 0 comments

先日大阪のNIFRELの主催で、日本の動物園とマダガスカルを繋ぐオンラインツアーを行いました。


当日は親子連れも多く、ワオキツネザルのぬいぐるみを持って参加している方がいたりと、日本各地からたくさんの動物好きの方にご参加いただきました。ご参加ありがとうございました!


今回はツアー当日の様子を少しだけお伝えします。


ここは、マダガスカルの自然公園。

 

どんな生き物が見られるのかワクワク!

森の中を進んでいくと・・・

お!早速キツネザルらしきものが!!

じゃーん!!!

こんなにも近くで見ることができました!

ここのキツネザルたちは保護区の中に住んでいて、管理人がバナナをあげることもあるので人間には慣れているんです。

それにしても野生のキツネザルの、木から木へ飛び移るジャンプ力はすごかった・・・!こちらはコクレルシファカというキツネザル。

しっぽがとても長いですね。

 

このパークにはコクレルシファカだけでなく、いろんな種類のシファカやキツネザルが住んでいます。

動画はベローシファカ。

彼らは樹上で生活するので4速歩行が出来ず、ジャンプで移動します。

手を挙げてバランスを取る姿がなんとも可愛い・・・!

寄り添い合うシファカもほっこり可愛いです・・・!

 

そして、現地ガイドの粋な計らいで、なんとカメレオンまで!

運がいいですね〜!

この鮮やかな色合いはパンサーカメレオン!

なんとも綺麗な色ですね!

マダガスカルには、爪の先の大きさから30センチのものまで様々な種類のカメレオンが生息しています。

まだまだ新種が発見されているので、まだ発見されていないカメレオンもいるかも・・・!?

マダガスカルからの中継の次は、NIFRELのワオキツネザルの観察!

NIFRELでは10頭のオスのワオキツネザルが群れで暮らしています。

実はその種の98%が絶滅危惧種に指定されているキツネザル。

ワオキツネザルも絶滅危惧種です。

種の保存のためにも繁殖が必要である一方、繁殖に向いていない個体(若すぎるorおじいちゃん)もいます。NIFRELではそんな個体を引き取って、広いスペースで飼育しているのだそう。

だから全員オスなんですね!

ぴょんぴょん飛び回る様子は変わらずも、ヒーターで体を温める様子や、野生のキツネザルたちとはまた違った可愛さを見ることができました。

様々な生き物を見ることができた今回のツアー。

珍しい生き物が見られて楽しかったという意見や、常設で開催してくださいといった嬉しいお言葉も。

NIFRELの飼育員さんは現地の様子を見て、ますますマダガスカルに行きたくなったとのことでした。

 

日本からマダガスカルへの質問だけでなく、日本ではどうやって暮らしているんですか?といった、現地から日本の動物園への質問もあり、生き物を通してマダガスカルと日本が繋がった素敵な時間でした。

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