「究極」のシューアイスと聞いてどう感じますか? よくわからないけどとにかく美味しそう! 食べてみたい! と感じるかもしれません。何を大袈裟なことをいってるんだと思う方もいるかもしれません。
僕はこの「究極」という言葉、なかなかいい言葉だなと気に入っています。
「究極」という言葉には、使い手によって色々な意味が込められるだろうと思います。僕の勝手な思いも入っているかもしれませんが、ここでいう「究極」という言葉には以下のようなこだわりが込められています。
まずはなんといっても味へのこだわりです。とにかく美味しい! ザクザクのシューに挟まれているのは、ハンドクラフトアイスクリームブランドHANDELS VÄGENが試行錯誤の上に完成させたバニラアイスクリームです。
バニラの香りにもこだわっています。お客さんの手に渡すときに乾燥させたバニラビーンズをふりかけます。口に近づけた時にバニラの香りを感じることができます。口と鼻の両方でバニラを楽しめます!
そして控えめに、でも一番強調したいのは、将来に向けたメッセージです。使っているバニラビーンズの農園や生産者をシューアイスとともに紹介することで、森のような農園=アグロフォレストリーの意義や生産者とのつながりの大切さを広く伝えています。これからの社会を描く上で欠かせないであろう価値観を投げかけているのです。
「究極」という言葉は、このようなこだわりを込めて使われています。
シューアイスを手に取るお客さんがどのこだわりに反応してくださるかは分かりません。どこに反応していただいたとしても、それはとても嬉しいことです。でも、面白いなと思うのは、3つ目のこだわり、いわゆるサステナビリティとかSDGsとかといわれることへのこだわりが、「究極」の中に込められるようになったということです。逆にいうと、もうこれなくしては「究極」ではないともいえるかもしれません。時代の流れを感じます。