Coen.mg/ 5月 7, 2025/ マダガスカル日記2025/ 0 comments
2025/2/18
Patriceの素晴らしいアグロフォレストリーを視察した次の日には、ちょうどタイミングよく協同組合の会合に同席させてもらえることになった。Patriceが事務局長を、Androsがプレジデントを務める協同組合Famelnaは、設立からまだ日が浅い。この日は3つの集落から組合員全員が集まる初の会合。そんなそぶりは見せなかったけど、AndrosもPatriceも、そして協同組合の設立をずっと見続けてきたSantatraもこの日に向けて随分と準備をしてきていたし、彼らにとってはとても大切な日。そんな会合に居合わせることができて本当に幸運だった。
ちょうどお昼頃、街の集会場に大勢の人たちが集い会合が始まった。まずは、食事。大きなバナナの皮に包まれたご飯と牛肉のスープ。それをバナナの皮でこしらえたスプーンで食べる。このスタイルは2度目だけどうまくできず、スプーンの作り方とか食べ方とかを習いながらいただく。うまい。
腹ごしらえが済んだところで、会合の本番に入る。プレジデント、バイスプレジデント、事務局長、Santatraのスピーチが行われ、組合員からも意見や質問が出た。サプライチェーンの次に位置する加工者や輸出業者(私たちの直接の取引先)への感謝が述べられたり、グリーンバニラの価格が低迷する中でこの難しい状況をどう改善させていくべきかなどが話し合われた様子だった。僕も話をする機会をいただき、彼らの取り組みに感銘を受けていて成功を願っていること、そのために日本で頑張っていること、自分たちはこの素晴らしい仕組みを持続的なものにするためのパートナー同士のような存在であると考えていること(これはCoop KO.T.I.の受け売りだが)などを話した。そして、お決まりのRavo Ravoを熱唱…新しい歌も覚えなきゃな。
会合の最後には、各集落が競うダンスコンテスト? のようなものもあって、大きに盛り上がる。初会合がどうなるか、AndrosもParticeもSantatraも不安もあったようだが、大成功の結果に笑顔が溢れた。
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