Coen.mg/ 5月 8, 2025/ マダガスカル日記2025/ 0 comments
2025/2/19
Sandrakasyでの濃厚な2日間で過ごし、協同組合Famelnaの会合終了後その日のうちにMananaraまで戻る。次の日(19日)の午前中は、バニラの加工場を視察。そして午後には、もう一つの協同組合KO.T.I.からお昼に招待されている。
Melinda(メリンダ)に、彼女の家に併設された加工場を案内される。まだ出荷されていないバニラビーンズが真空パックされて山積みされていた。その中の一袋を開封して中身を見せてくれる。サイズもしっとり感も申し分ない。しっかり熟成されていて香りに深みがある。本当に素晴らしいバニラビーンズ!! 「日本の市場はしっとりとして太めのを好むのよね。聞いている。できる限りたくさんのバニラビーンズにそんなふうに仕上げられるように努力する。」と約束してくれた。ここImorona(イムルナ)は、東海岸沿いでは比較的晴天が多い場所で、バニラの加工に適している。そういった地理的な要因に、Melindaのあくなき向上心が加わって、最高品質のバニラビーンズが安定的に生産されている。私たちのサプライチェーンの要の存在である。そしてそれを支えるのが縁の下の力持ち、Chriso(クリゾ)。彼女の良き夫である。Melindaの父が、私たちのもうひとつのパートナーであるCoop Fanohanaにバニラビーンズの加工の仕方を教えたというから、縁を感じる。
素晴らしい生産者たちがいて、素晴らしい加工者がいて、そのすべての活動を支援する素晴らしい輸出業者がいる。最強のサプライチェーンの先に私たちCo•En Corporationがいて素晴らしいバニラビーンズを日本の皆さんに届けられるというわけだ。マダガスカルのこの仕組みを維持するためにも、いやもっと大きくするためにも、もっとたくさんのバニラビーンズを買って日本に届けなければいけない。そう思いを強くする。
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Melindaには彼女の知人が加工したponponaという種のバニラビーンズも見せてもらった。ブルボンとかプラニフォリアと呼ばれるいわゆるマダガスカル産のバニラビーンズに比べてサイズは大きく(重量は2倍以上)、表面の油分も多い。マダガスカルでは、カット(細かく刻んだもの)やパウダーのかさ増しとして使われることが多いそうだが、見た目はすごく魅力的である。
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