Coen.mg/ 5月 23, 2025/ マダガスカル日記2025/ 0 comments
2025/2/22
マダガスカルの人たちは、実はバニラをそれほど使わない。フランス料理のレストランや高級なカフェではそれこそたんまりとバニラを使ったアイスクリームやクリームブリュレが出されるが、一般的にはほとんど使われない。ラム酒に漬けるくらいだろうか? 世界屈指のバニラの生産国なのに残念。もっとバニラの香りを楽しんでもらいたいと思う。そこで、前回訪問時からバニラを使ったスイーツを作っている。前回はプリンだった(その時の様子はここから:マダガスカル訪問記2023)。今回はどうしようかと迷ったが、カスタードクリームに挑戦することにした。カスタードクリームを受ける生地はオーブンもないところで焼くのは流石に難しすぎるので、市販のクッキーを使った。クッキーにコンフィチュールの液を染み込ませて柔らかくしたパン、カスタードクリーム、その上にパイナップルとパッションフルーツのコンフィチュールをのせて。
牛乳、小麦粉、砂糖、フルーツは市場で手に入る。問題は、火。ガスがないので、薪か木炭でカスタードを炊かなければいけない。今回は準備する時間が十分になくて七輪を手配できず、薪で挑戦することに。結果は…うまく固まらず失敗。それでも、構想通り盛り付けて、協同組合の皆さんに供した。
この日は、新しく建設する倉庫の竣工式と重なり、大工の皆さんにも楽しんでもらった。クリームにするのに失敗したとはいえ、味はまずまず。バナナの葉っぱに盛り付けたスイーツは瞬く間になくなった。初めてカスタードクリームを食べたという人も多かった。人生初のカスタードクリームがあんなんでごめんなさい。
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