マダガスカル訪問記 2019年2-3月 (1): 今年のアグロフォレストリバニラ

coen.mg/ 4月 14, 2019/ つぶやき, 農園の今/ 0 comments

2月~3月にかけてマダガスカルに行ってきました。その際に見た現地の様子を今後数回にわたってお届けします。

今回の訪問の主な目的はバニラの購入です。アグロフォレストリバニラとカメレオンバニラの両方を見てきました。

まずはアグロフォレストリバニラ。東京から30時間のフライトを経て首都アンタナナリボに到着したのが2月19日。翌日20日に、首都から乗合バスで8時間かけて中継地のToamasina(トアマシナ)に。その翌日、さらに4時間かけて目的地に着いた時にはヘトヘトでした。特に今回は真冬から真夏に瞬間移動だったので体がまいってしまったのでしょう。現地で発熱しました。マラリアか? 大流行中の麻疹か? 潜伏期間を考えるといずれも可能性はないのですが、発熱は初めてのことで多少焦りました。とはいえ、半年ぶりのマダガスカルに興奮していましたので、昼間は協同組合とミーティングを持ったり、農園を回ったり、街を徘徊したりと動き回っていました。

今シーズン、7月のグリーンバニラの収穫の時に注文を入れることができず、アグロフォレストリバニラの購入は半ば諦めていました。もちろん、昨年と同様に、彼らが加工するバニラのうち幾らかは売れ残って、それを譲ってもらえるはずだとの期待はありました。それも今年は皆無だということで、今シーズンは諦めていたのです。ところが、組合員の農家が加工したバニラがあるというので、踊りながらそのバニラを見に現地に向かいました。

結論から言うと、残念な結果だったんです。長くて太くてとても立派なバニラでした。でも、期待した香りとは違っていたのです。予定していた量を売れず農家はガックリしていましたが、僕もガッカリでした。でも、これで本当にはっきりしたのです。7月に注文を入れなければいいバニラを手に入れることはできない。7月に注文して前金を支払い、ちゃんと協同組合に加工してもらう。まずはこの流れにそって購入・輸入しなければ始まらない。7月に前払いをすることは、企業にとってはとてもハードルが高いこともわかっています。だから、今年は自分で資金を調達して7月を迎えないといけない。このための準備を7月に向けて進めます。

とはいえ、ガッカリなことばかりではありませんでした。今回は、グリーンペッパー、シナモン、クローブ、レモングラス、そしてワイルドペッパーを持って帰ってきました。アグロフォレストリですから、バニラの他にもたくさんの作物を育てています。将来的にはバニラ以外にもこれらの製品を輸入・販売したいと思っています。今年は、そのための準備ができそうです。日本で、シェフやパティシエに製品を見てもらい、製品化の可能性を探ります。

シトロネル(レモングラス)を束ねる青年

グリーンペッパーを選別する女性たち

中でも注目しているのがワイルドペッパー。これは、マダガスカルの野生種。マダガスカルでしかとれないコショウです。一般的なコショウと違って、アロマティックな香りがします。上品な香りなので、気に入ってくれる人も多いのではないかと期待しています。

ワイルドペッパーは野生種なので取れる量は少ないです。今は、農家が森に入り採取していますが、森林破壊が進む中で、保全プロジェクトも進行中です。ワイルドペッパーの苗を育てて、アグロフォレストリの農園で栽培しようという試みです。その様子も見学してきました。これについては、次の記事で紹介します!

農家を訪問。いい笑顔ですね!

組合のディレクターのSergeへのインタビューも行いました。

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