グリーンバニラの取引が解禁
マダガスカルでは、バニラの取引は国によって規制されています。7月15日、バニラの主生産地であるサンババでグリーンバニラの取引が解禁されました。
マダガスカルではグリーンバニラを未成熟の状態で収穫してしまう、いわゆる早摘みが問題になっています。未成熟なグリーンバニラからは良質のバニラができないからです。この対策として、トレーサビリティを確保する仕組みづくりなどが進められていました。その成果があったのでしょう、今シーズンのグリーンバニラは成熟したものが多いようです。
これから4〜6ヶ月間の乾燥と成熟を経て、香り高いバニラが出来上がります。