持続可能性はつながること (6/8報告その2)
「Fruitful Report #5 マダガスカルとアマゾンの森のなかで共生する農業」@fabcafe、報告の後半です。前半はこちらから
後半は、マダガスカルとブラジルアマゾンの事例を見ながらアグロフォレストリを語るトークイベントでした。僕からは、クラウドファンディングを募集しているプロジェクトの話をし、マダガスカルのアグロフォレストリを紹介しました。アマゾンのアグロフォレストリについては、アマゾンの奥地で農家と一緒になってカカオを栽培・日本で製品を販売するAmamos Amazon の武田さんから紹介していただきました。
プレゼンの後は、Sffidの松山さん、FabCafeの大西さんを交えてのディスカッションでしたが、話に花が咲いて咲いてエンドレスになってしまいました(笑)
「持続可能性とは?」との問いに僕は、「人と人とが繋がること」と答えました。持続可能ではないことをどうにかしようという気持ちは、対象となる人やことに関心を持つことから生まれると思いますが、関心を持つためにはまずはそのことと繋がる必要があるからです。
グローバルな資本主義経済のもと、人と人との関係がサービスに置き換わり分断された社会で、人は社会や他人との関係性から解き放たれて大きな自由を手に入れました。僕もその自由を謳歌しています。一方でそのことによる弊害も顕在化しているわけです。自然に敬意を抱きながら、より多くの人が生き生きと生きる社会には、失われた関係を再構築して共感を生み出すことが不可欠と思います。僕たちには、そのクリエイティブな創造を担う世代としての役割があるのだと思います。
Co•En Corporationは、クラウドファンディングを募集しているプロジェクトをはじめ、マダガスカルの顔が見えるバニラを通してそのことに挑戦しているのだと、改めて認識する機会になりました!
武田さん、松山さん、大西さん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました!!