憧れの場所へ

Coen.mg/ 4月 21, 2026/ Newsletter/ 0 comments

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ついに、10年前に憧れた場所にたどり着くことができました。そこは、車が通れず徒歩でしか到達できないようなへんぴな場所でした。

10年前、僕は環境経営コンサルタントとして日本企業の持続可能な原材料調達の仕組みづくりを手伝っていました。そのときに、参考となる事例を探すために世界の先進企業の取り組みを調べることがよくありました。そこで注目した事例の中に、ユニリーバやダノンといった企業によるマダガスカルに向けた支援プロジェクトがありました。彼らは多額の投資をして、マダガスカルのバニラ農家の収入を下支えしたり、教育を支援したりするプロジェクトを実施していました。インターネット上に公開されている彼らの先進的な取り組みを、すごいことするなと感心しながら、プレゼン資料にまとめていたのを思い出します。2017年にマダガスカルに行ったときに、僕をバニラ農園に導いたのは彼らだといっても過言ではありません。

今年の初め、マダガスカルの東北部を歩いているときに、ユニリーバのロゴが目に入りました。もしやと思ってその看板をよく見るとアグロフォレストリーと書いてありました。10年前、インターネットで追いかけたプロジェクトがまさにここで行われていた。そのことを示していました。

「ようやくここまで辿り着いたか」そう思わせる象徴的な看板でした。それは、実際にこの場所に辿り着いたという意味でもありますし、僕自身がそういうことに関われる立場になれたという意味でもあります。

Co•En Corporationが取り扱うバニラは、生産地までトレースが取れています。マダガスカルのパートナー企業は、現地で生産者を支援する様々な取り組みを行っていて、生産者と強固な信頼関係を築いています。もし、ユニリーバと同じようなことをやりたいと考える企業があれば、すぐにでもそれを実現できる仕組みが、現地では整っています。日本の企業をお連れして、こんな看板を立てることもできるのです。

支援というと一方通行のイメージが湧くので誤解を生むかもしれません。目指すのはより相互的な関係です。生産者と強い信頼関係で結ばれたサプライチェーンの構築に関心がある方、ぜひお声がけください。

2026年4月21日
合同会社Co•En Corporation
代表 武末克久

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