窓から見える風景

Coen.mg/ 2月 22, 2023/ Newsletter/ 0 comments

Connect & Enjoy #016

窓先の梅の蕾が膨らんできました。東京では春を感じる日がちらほらと出てきました。春の光を浴びて登校する小学生の姿を窓越しに見ると、今年もまた卒業と入学の季節がやってきたなと感じます。


今回のNewsletterでは、学校での授業のことを書きたいと思います。昨年あたりから講演の依頼をコンスタントに受けるようになりました。対象は小学校から大学院まで幅広いです。企業でも話をしますよ。今年に入ってからは、小学校、中学校、大学院と3回話をしました。基本的には、現地で撮りためた画像や動画を駆使して、マダガスカルやアグロフォレストリーの様子を見たり、バニラ生産者の声を聞いていただきながら、私たちの取り組みのことを伝えます。それをもとに、SDGsやサステナビリティを考えていただく内容にしています。バーチャルツアー的な要素を取り入れることもあります。

 

自分の考えていることや取り組みを若い人たちに伝えることは好きなのでいつも楽しんでやっていますが、中でも1月末に行った授業は特に印象深いものでした。対象は中学校3年生。5クラスあるものですから、武田さんと二手に分かれてすべてのクラスを回って話をしました。それが午前中。給食を挟んで午後には、マダガスカルのガイドさんや、現地で籠やバッグを作って日本で販売しているAmpianaの吉田さんたちとZoomでつないでのバーチャルツアー。マダガスカルの街を歩いたり、工房を見学したりしました。

詳しくは、レポートとしてまとめていますのでご覧ください。「中学校をマダガスカルジャックした

マダガスカル上空の飛行機からの眺望。広陵とした大地が広がります。 首都アンタナナリブに着陸したときには大きな拍手が起こりました。

普段は1〜2時間の講演がほとんどですがこの日は1日をかけた大掛かりなものでした。それだけでも私たちにとっては特別なものでしたが、何よりも生徒の皆さんの反応がとても良かったのです。授業の後半に行った、「マダガスカルで頑張る人たちを応援するために、Co・En Corporation はもっとこうしたらいい!!」をテーマにしたグループディスカッションではたくさんのアイデアが出ました。おっ! っと思わせるものがいくつもありました。午後のバーチャルツアーではたくさんの質問が出ました。話し手が聞き手に乗せられる正にその典型で、話をしているうちにどんどんと盛り上がっていきました。授業というのは、話し手と聞き手の双方で作り上げるものなんですね。先生方からも大好評で、「コロナで修学旅行に行けなかった生徒たちに外の世界を見せることができてとても良かった。」といっていただきました。

トラックの車窓からの景色。右手に高床式住居が見えます。当日は動画で鑑賞しました。

成功の理由を考えました。もちろん、生徒の皆さんの素直な好奇心があってこそなのですが、今回はいつもに増して動画をたくさん使いまいした。飛行機の窓やトラックの車窓から見える風景から、そしてアグロフォレストリーの農園でその素晴らしさを力説するアドルフの姿から、生のマダガスカルを感じ取ってもらえたからではないかと思います。今回は、オンラインでライブ中継したのでなおさらです。普段、私たちのバニラを楽しんでくれている人たちを、どうやってマダガスカルに連れて行こうかと考えていますが、この経験はそのヒントになりそうです。
 

授業から2週間くらいたったときに生徒の皆さんから手紙が届きました。お礼とともに「マダガスカルに行ってみたい」という声も多かったです。一人一人が丁寧に書いてくれたメッセージは僕たちの宝物です。

 

受験真っ只中でピリピリしていた人も多かったと思います。そんな中、ちょっとした気分転換としてプチ修学旅行のような感じで、マダガスカルを楽しみながら環境のこととか将来のことを考える機会になったのであればとても嬉しいです。この春、生徒の皆さんにたくさんの桜が咲きますように!!

ということで、Co•En Corporationは、アグロフォレストリーを通した森林保全や食を切り口にして、SDGs、サステナビリティ、環境といったテーマで講演をしています。特徴は自らの経験をベースにしているところです。7月にはまたマダガスカルに行きます。そのときにはオンラインバーチャルスタティツアーとして、現地から中継して街の様子を見ていただいたり、バニラのサプライヤーの協同組合の人たちにインタビューすることもできます。興味をお持ちの方はご連絡ください。

2023年2月22日
合同会社Co・En Corporation
代表 武末克久