EXPO2025.マダガスカルSHOW.mini

Coen.mg/ 10月 14, 2025/ お知らせ, イベント/ 0 comments

大勢の人たちが輪を作るように集まり、マダガスカルの伝統楽器ヴァリの音色に耳を傾けました。それに続くトークショーでは、「日本のお金は円ですよね。それではマダガスカルのお金は『ナイナイ』と思う方手を挙げてください!」「それはないない!(笑)」のようなやり取りで笑いが起こりました。

9月30日、当初予定されていたナショナルデーのイベントは中止となりましたが、マダガスカルパビリオンがあるCommons D館のイベントステージでは、マダガスカルの伝統楽器ヴァリ(Valiha)の演奏や、バニラをはじめとしたマダガスカルの魅力を伝えるトークショーが開催されました。開催されたというよりも、急遽開催することとなったといったほうが正確かな。11時からの時間枠で何かやらないかと声をかけていただいたのが10時のこと。トークショーをやろう! となったのは10時40分のことでした。

平田さんによるヴァリの演奏と、Co•En Corporationによるトークショーを合わせたセッションを11時から2回、15時から2回の合計4回行いました。Co•En Corporationは、マダガスカルで撮影したバオバブやカメレオン、田園風景、そしてアグロフォレストリーの農園やバニラの加工の様子などの写真を見せながら、マダガスカルの魅力について面白おかしく話をしました。万博の来場者には大阪の方が多いのでしょうかね。来場者の皆さんの反応もすごく良くて楽しく話をすることができました。

急遽行うことになったこのイベントですが、万博に訪れた多くの方にマダガスカルのことをそしてアグロフォレストリーバニラのことを伝えることができました。来場者の皆さんは熱心にヴァリの音色や話に耳を傾けてくださいました。こんな機会は他にあるでしょうか? 万博の凄さを感じたとても充実した時間でした。

9月30日、当初予定されていたナショナルデーが中止となりました。9月25日に首都アンタナナリブで起こったデモとそれに引き続いて起こった暴動を受けてのことでした。現在マダガスカルでは、デモに呼応する形で軍部が政治的な動きをし、大統領がフランス軍の庇護を受け国外に逃亡する事態となっています。現在のところフランス軍の介入はなさそうです。

電力や水道の不備をはじめ政治に対する不満がきっかけで起こった今回の一連の出来事。良い方向で解決に向かうことを願うばかりです。

マダガスカルパビリオン館長のNomenaさんと
展示用にバニラの蔓を提供してくださった、沖縄でバニラを生産するnetomeの松本さんと
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