バイクを降りると僕たちは青の群集に囲まれて、首飾りをかけられる。何かを期待する空気に、仕方なく(というと失礼だけど、まだ気持ちがついていっていないからこの時点ではこう表現せざるを得ない心境)踊ってみる。するとまた大歓声が起こる😅 というような感じで、歌と踊りに流されながら集落までご案内されました。集落では、2時間ほど歌ったり踊ったりが続いた後に、協同組合のプレジデントや村長さんの挨拶が行われました。バニラの価格の急落にともない収入が減る中で、子供たちをどうやって学校に通わせるかといった訴えのような内容が主だったかと思います。ただその中で特に印象に残ったのは「私たちは良きパートナーだ」という言葉でした。もしかしたら、今の窮状になんとか手を差し伸べてほしいという意図で使われた言葉だったかもしれません。でも僕にはもっと深い意味が込められているように感じたのです。
そして順番は僕にも回ってきました。何を話したらいいのか…マダガスカルの歌を歌って感謝の意を伝えるとともに、次のように話をしました。