8月10日の早朝にSoanierana-Ivongoの宿でドライバーと合流。目がクリクリとした好青年。名前はVaza。まずは船にバイクを乗せて川を渡りました。いきなりエキサイティングな旅の始まりです。向こう岸に渡りついてからは、さあいよいよ未舗装の別世界が広がります。最初は泥道が続きました。雨が続いたせいもあるのでしょうか。ぬかるみがひどくて進めず、バイクを降りて押す場面も。長靴を履いてきてよかった。その長靴が脱げないように慎重に泥道を歩きました。泥道を抜けると、草原や森の中の細い道を走りました。
途中で何度も川を渡りました(撮影した写真で数えると7回も渡っていました!)。その度に、もちろん渡(わたし)の筏に乗ります。日本には「矢切りの渡し♩」という有名曲はありますが、実際に渡を経験することは、しかもバイクや車を乗せることはまずないと思います。そんな特別な経験に最初は興奮していましたが、そのうちに慣れてくるものですね。逆に川に橋が架かっていることに感動するようになりました。