キツネザルくん、早起きなのね
早朝、バンガローの屋根を何者かが走っている、というか飛んでいる音で目がさめる。もしやと思って外に出ると、いました。キツネザルです。おそらくコクレル・シファカ。家族なのか4、5匹の群れでした。高木の枝から枝を飛んで渡る姿はなんとも軽快で見ていて飽きません。じっとしているやつに向かって、早よ飛べ! と話しかけたりしていました。まあ、向こうは何知らぬ顔ですが。
これは、マジュンガ(Mahajanga)の郊外に宿泊したときのことです。自然が少なくなってしまったことの裏返しかもしれませんが、本当に近くに野生のキツネザルがいるんです。動物園で見るのとは一味も二味も興奮が違います。