ヘイ、タクシー！！
以前に街と街を結ぶタクシーブルースのことを書きましたので（「マダガスカルの足、タクシーブルース」）、今回は街中の交通手段を紹介します。街中の公共交通手段には、バス、タクシー、トゥクトゥク、プスプスと、いくつかの選択肢があります。街によって様子は異なります。例えば、首都アンタナナリボは坂が多いためか、人力車や自転車を使ったプスプスは見かけません。バスとタクシーが移動手段となります。逆に海に近くて平坦なトアマシナはプスプスやトゥクトゥクを多く見かけます。といった具合ですが、そんな中で今回はタクシーを紹介します。
マダガスカルのタクシーはすごく可愛いんです。色は白もしくは薄いクリーム色。骨董品のような車が今でも頑張って走っています。ただ、本当に古い車をどうにかこうにか使っている感じなので、坂道で止まってしまったり、そもそも発車できなかったりする車も。そんな時は、わらわらと人が集まってきて、押す！ 押す！
メーターはついていません。タクシーに乗る前に運転手に行き先を告げて値段交渉をし、価格を決めます。適正価格は、何度か乗ってみて確かめてみましょう。
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