園田さん、バニラフレーバーコーヒーの次はカヌレに挑戦。とっておきのラム酒を使った成果が出たようです(もちろんバニラも上物ですよ!)。「外はカリッと中はもっちり、という食感も良いし、バニラビーンズは全体に対して少量に思えたのですがちゃんと風味が出ててびっくりでした!」との感想をいただきました。実は、1回目は最後の焼きの工程で少し失敗してしまったそうです。そして再度チャレンジで見事に成功! という裏話も聞きました。お菓子作りは簡単ではないですね。最後まで気を緩めずにチャレンジしてみてください。 材料(10個分)バター…20g牛乳…530g砂糖…60g三温糖…60g薄力粉…120g卵黄…3個卵白…1/2個バニラビーンズ…1/2本ラム酒…35ml型用バター…適量 作り方鍋に牛乳とバターを入れて鍋の縁がふつふつとなる程度まで加熱する。※沸騰はさせないのがポイントです。指でさわれる程度まで冷ます。ボウルに砂糖、三温糖、薄力粉を入れて泡立て器で混ぜる。 ※薄力粉を振るいにかけずそのまま入れるのがポイントです。別のボウルで、卵黄と卵白をときまぜ、冷めた2を加えて更に混ぜる。4のボウルに3を一気に加え、クルクルと粉気がなくなるまで混ぜ、バニラビーンズ(中の種のみ)とラム酒も加えて混ぜる。タッパーへ、生地をザルで濾しながら入れて、冷蔵庫で一晩(12時間以上)寝かせる。一晩寝かせた生地を常温にもどし、分離しているのでよく混ぜる。オーブンに天板を設置した状態で230℃で予熱し、予熱を待つ間に、型にバターを塗り込む。生地を8〜9分目くらいまで注ぎ入れ、天板に並べて、オーブンの下段で80〜85分焼成する。 ※ 初めのうち少し膨らみますが、焦げ目がついてくると下がって元に戻っていきます。 奥側の方が熱量が多いので、焦げが強く出てしまいますが、焦げることを恐れず、焼成しましょう。一度膨らんだ生地がしっかり焦げて型に沈んで戻った頃、焦げ具合をみて残り15分頃より型の上からアルミホイルをかぶせ、そのまま焼く。焼き上がったら型から外して出来上がり!!できたばかりは中がとろとろですが、冷めるとカヌレ特有の綺麗な断面が現れます♪ 使用したテフロン製の型 使用したテフロン製の型 鍋に牛乳とバターを入れて鍋の縁がふつふつとなる程度まで加熱(1) ボウルに2を一気に加え、クルクルと粉気がなくなるまで混ぜ、バニラビーンズ(中の種のみ)とラム酒も加えて混ぜる(5) 使ったラムは自慢のベネズエラ産のディプロマティコ 贅沢〜 タッパーへ、生地をザルで濾しながら入れて、冷蔵庫で一晩(12時間以上)寝かせる(6) きれいにもっちり焼き上がっています!! 園田さんの著書「プレイスメイキング:アクティビティ・ファーストの都市デザイン」街にくすぶる不自由な公共空間を誰もが使いこなせる居場所に変える、10フェーズ×10メソッドのプロセス・デザイン。実践例で解説! 園田さんのその他のレシピ:バニラフレーバーのコーヒー Let’s Try Vanilla!! (レシピの一覧)に戻る