Coen.mg/ 1月 18, 2022/ Newsletter/ 0 comments
Connect & Enjoy #003
「バニラを使った商品は毎日すぐに売れ切れちゃうよ!」とは、お世話になっている渋谷のパン屋さん「パン・オ・スリール」の須藤さんの言葉。今、このパン・オ・スリールで、展示会「マダガスカルのバニラで感じる、豊かな森の恵み」を開催しています。バニラが栽培されているアグロフォレストリーとバニラの作り手たちの写真をメインに展示しながら、マダガスカルの豊かさや、私どもが取り扱っているアグロフォレストリバニラのこだわりを伝えています。天井からバニラビーンズをぶら下げて、目だけでなく香りでも楽しめるように工夫しているんですよ! 会場の様子はウェブページでもご覧いただけますので、ぜひ覗いてみてください!!
さて、パン・オ・スリールでは、アグロフォレストリバニラを使っていただいていて、現在「フィグ」と「ブリオッシュクリーム」の2つのパンが店頭に並んでいます。展示会開催期間中は、これらのパンに「旅するキツネザル」のステッカーを表示して、アグロフォレストリバニラが使われていることがお客さんにわかるようになっています。
このパンたちがよく売れるというのですから、僕としてはこれほど嬉しいことはありません。というのは、バニラの作り手や育てられている農園の写真を通して、そのこだわりに触れながら商品を口にする。僕が思い描く食のあり方がパン・オ・スリールで生まれていると感じるからです。しかも、よく売れると。美味しいパンやスイーツが溢れる昨今、どうやって自分の商品を選んでもらうのか、多くのパティシエやブーランジェ、シェフの方が悩むところだ思います。1つのポイントは「こだわりを上手に伝える」ことだと思います。美味しさを追求するのはもちろんのこと、インスタ映えするように見た目にこだわるというのもその一つでしょう。色々なこだわりがある中で、アグロフォレストリバニラのように、産地へのこだわり、生産者と繋がることへのこだわりもその一つです。冒頭の須藤さんの「バニラを使った商品は毎日すぐに売れ切れちゃうよ!」の言葉は、このこだわりをうまく表現できれば人が商品を選ぶ理由になり得るんだと実感させるものでした。
パン・オ・スリールで生まれた僕が理想とする食のあり方は、展示会の、ある種お祭りのような中で生まれた一時的な盛り上がりなのかもしれません。でも、この盛り上がりは他の場所でも再現できるし、面的に広げていくこともできる。そうなるように頑張るのが僕の役目だと決意を新たにしているところです。
2022年1月18日合同会社Co•En Corporation代表 武末克久
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