アグロフォレストリー通信 #01 アグロフォレストリーとは?

kurumiru/ 1月 23, 2023/ Newsletter, アグロフォレストリー通信/ 0 comments

Co・En Corporation のバニラはマダガスカルのアグロフォレストリーで育てられています。

「アグロフォレストリー」とは?

あまり聞き馴染みがなく、横文字で言われてもよくわからない方が多いと思います。

そこでこのアグロフォレストリー通信では、アグロフォレストリーとは何なのか、役割とその魅力をみなさんお伝えしていきたいと思います。

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アグロフォレストリー(Agroforestry)とは、「農業:Agriculture」と「林業:Forestry)」という言葉を組み合わせた造語です。

森を維持しながら多種多様な果樹や野菜を育てる農業のあり方です。


アグロフォレストリーの歴史を見ていくと、言葉自体は1970年ごろから使われている言葉です。
しかし、似たような方法を北米の先住民族や南米のアマゾン川沿いに住む人々などは、昔から実践してきました。

 

日本ではあまり聞き馴染みがなく、新しい概念のように聞こえますが、先人達は自然にやっていた農業の方法なんですね。

 

特徴は森づくりと農業が一緒になっていること。
通常農業は森を開墾して土地を作って行われます。一方でアグロフォレストリーは農業をしながら森を再生することから、「森をつくる農業」といわれることもあります。

森林というものは階層構造になっています。地面に植物が育ち、その上に背の低い木(低木)、さらに上に中くらいの木(亜高木)、さらに上に大きい木(高木)と、縦方向に広がりがあります。

それを生かして、同じ土地に様々な種類の樹木を植え、森を作ります。

例えばまず、豆類、野菜などの1年で収穫ができる作物を植えます。
その間にコーヒーやバナナなどの2、3年で収穫できる樹種(主に低木)を植えます。そしてそのまた間に大きな果樹や、材木として使われる木などの、収穫までにさらに年数のかかる樹種(亜高木、高木)を植えます。

一年目の農園の様子 さまざまな樹種が交互に植えられています

こうして様々な植物を森の仕組みに沿って育てていきます。

すると1年目は豆類や野菜。3年目はコーヒーやバナナ、20年目は木材と、森の成長と共に得られる作物が変化します。

このように森のサイクルに従って、作物が育ち、絶え間なく収穫が得られる森をつくります。

アグロフォレストリーが注目される背景としては大きく2つ。森林保全と持続可能性です。

 

次回はなぜ森林が大事なのか、森の大切さについて、そしてアグロフォレストリーが注目される理由をより詳しく考えていきたいと思います!

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